さて、前回の更新スパンよりは短くなったかなと。
今回はタイルデッキ作成。
ウッドデッキが憧れだったんですが、作成の難しさ、メンテナンスの難しさ、、、
と言うよりもメンテナンスを続ける自信が絶対的に私にはないという自信はあるので、
タイルデッキを作ることにしました。
って事で完成予想図は分かりづらいけれどこれ。
とにかくリビングから出られるデッキ。
図面は、、、無しでぶっつけ本番であります。
で、作成前がこれ
うーん、この。。。
色々とヤルことは多そう。
まずは材料って事で、ブロックを購入する為に適当な採寸を。
ブロック合計70個購入。
標準のものと、念の為の固定用に横筋用のものを。横筋用は28個かな。
さて、気合い入れていきます!
まずは一段目。
はい、ここで腰痛発症。
数日このブロックとにらめっこを続ける事に。
1個でもいいから積みたいのだけれど、動かない。腰が。
で、
その間にタイルのサンプルを取り寄せて検討。
購入先はタイルライフさん。
色々と候補はありましたが、たまに出てくる激安タイルを待っていたところに出たこの5種類。
テラコッタ調タイルで平均は5k〜8k /㎡の値段帯ですが、
アウトレット品にて1,400円/㎡(税込)って事で即決。
サンプルを取り寄せて一番左のアイボリーで決定。
腰痛の状態は幸いにも長引かずに数日で解消。
とは言え毎回作業するたびに腰痛で中断を繰り返すのも時間が勿体ない。(時は金なり)
検討した結果ミキサーを買うことに。
コメリさんで組立済みの物を引っ掴んできました。
コメリさんのリンクが消えちゃってるのでアマゾン版を、
では早速再開。
お金を出した甲斐あって非常に楽。これ以降練混ぜで腰痛を発症する事なく過ごせました。
2段目積み上がり。
3段目積み上がり。
建物側の基礎を埋めてしまうと雨水が侵入してしまうので、
基礎パッキンを塞がないように数センチ離すために手前に3段目の基礎を打設。
あとは天端まで埋め戻して行きます。
少しずつ生コンを入れて、
埋め戻せればいいという判断で、途中他の場所で掘り出した土砂を投入、転圧。
転圧には自作の一斗缶に生コンを入れて固めたものを使用。
その間にタイル受取。かなり重いですが全て開封して割れがないか確認していきます。
若干腰痛が残っていたので辛い作業でしたが割れ、欠けは1枚もなく確認終了。
二箱のみ段鼻タイルを購入。階段を作るつもりなんだけれど、
奥さんの同意を得ていないので取り敢えず。。。
生コン打設終了。レベルはまあ、この上にタイルを貼るので適当です。
色々参考に見て回りましたが、端に合わせて並べていくべきところなのでしょうが、
土台自体が結構歪な形になっていた事もあり、センターから貼っていくことに。
ここを基点にして振り分けていきます。
最終4辺は全てカットすることになりますがまあ、なんとかなるでしょう。
右奥に色がついているのは、コンクリートの着色料のテストです。
他の場所で使おうと思っているのですが、使い方さえ間違えなければ良さそうな感じです。
さて本題のタイル。施工方法を色々考えて、まずはモルタルを使って並べてみたものの、
タイルを置いた後時間差で水が浮き出て固定どころではなくなり、
5、6枚並べたところで計画変更。
全て撤去したのちバサモルで下地を作ってセメントペーストで貼っていく方法に。
目地のところを見ていただくとわかると思うのですが結構ガタガタです。
水平はほぼ取れているのですが、目地幅はやはり難しいですね。
スペーサーを用意しておけば良かったのですが(書いている時点での振返りです)、
当時はなんとかなるかなと勢いで貼っていきました。
翌日センターを境界にして半分を。悪くはないように見えますが近付いてみると結構粗い。
同様に反対側を翌日に。これで天端は端を残して完了。
側面の縦貼りは下地のモルタルを先に塗布しておきます。
この時に使ったのがこれ
左官屋さんだと当たり前に使うものなんだと思うのですが、使ってみて感動。
通常モルタルをそのまま塗布すると付着せずにポロポロ剥がれてしまうのですが、
これを少量混入するだけでモルタルの状態に粘性が加わって作業性が劇的に変わります。
あと余談ですが砂は使用前に篩(フルイ)にかけて粒を揃えておくと使いやすいです。
それと、モルタルを塗る前にこれも塗布。
貼った後で下地モルタル無しでも大丈夫な気もしたのですが、
先に下段を貼ったのち、時間差で上段も。
モルタルに粘性があるので剥がれることはまず無さそうです。
ただ、タイルの重みで上下にはズレてくるので、小石を挟んで調整しながら固定しました。
2時間ほど待てば硬化するので、その時に小石も外しておきます。
縦貼りはモルタルがはみ出るので、その際にスポンジで汚れを取っておきました。
側面を終えて4辺のタイルカット。
カットにはこれを使用。
使用後の感想は多少コツが必要かなってところです。
あと微調整が必要なところはグラインダーにこれを取り付けて切断。
Youtubeで調べて、タイルを砂の上に置いて切れば割れないと言うことなので、
砂を均した上に固定して切断。こっちの方が確実なのですが騒音があるので極力控えて。
後少しの半端が残りますが、焦らず慌てず翌日に。
タイル貼り完了。
1週間ほど養生した後に目地セメントを。
ようやく完成。反対側はまだ色々と構想があるのでとりあえずこのまま保留です。
目地セメントは数回スポンジで洗いましたが多少残ってしまったので、
数日後に水洗いでもしようかなと思ってます。
全工程合わせてほぼ休日での作業で2ヶ月程度でした。
費用の明細は無くて申し訳ないのですが、
合計100k以内で済ませられました。
この制作に至っては恵まれた環境にあり、
骨材と生コンは安価で調達が出来たので実際にはプラス50k位必要かな?
業者さんに依頼するよりはかなり節約できたと思います。
以上、タイルデッキ作成でした。