matsufumiのブログ

地域の情報、趣味のジョギング、自転車、アウトドアなどについて書き残していこうと思っています。コメントなど遠慮無く残して頂けるとありがたいです。

ダブル・ジョーカー

 

ダブル・ジョーカー

ダブル・ジョーカー

 

 

 

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

 

 

 

ジョーカー・ゲームの続編、ダブル・ジョーカーを読み終わりました。ダブル・ジョーカーってのは5話の内の最初の1話。ジョーカー(スパイ)が2つ(組織)って事で、D機関に対抗して陸軍本部がスパイ養成機関を作るものの、、、。

その後は前回と同じくそれぞれが完結する5話で構成されています。

  1. ダブル・ジョーカー
  2. 蠅の王
  3. 仏印作戦
  4. ブラックバード

登場人物は結城中佐以外毎回入れ替わるのですが、名前が変わるだけでスパイ自体目的は同じなのでそれぞれのキャラクターに移入無く話を読み進められます。いや、感情移入しているんだけど全部スパイのひとくくりで捉えてしまうってところかな。これこそが結城中佐の目指すスパイの本質なんだろうと思うんだけど。

やはり全体を通して穏やかにストーリーは進みます。

周りで起こっている出来事は激しいけれどもスパイ活動は闇に潜んで音も無く遂行される雰囲気を感じさせてくれると言うか。

今回は結城中佐の過去の話も書かれています。

個人的にはこの世界観が大好き。

 

残すところ3冊目の「パラダイス・ロスト」のみ。