紀の川フルーツライン(紀の川左岸農道)
久々に時間が出来た(明るい時間に出歩く機会がない)ので、工事の進捗を見てきました。九度山町役場の手前から分かれ道を南方向に登って行けばフルーツラインにたどり着きます。
こちらが西側の橋台。橋は湾曲して東に繋がるようですね。そう言えばこの手の少し長い距離のある橋はほとんどが曲がりながら作られてますね。何か理由があるのかな?
左が橋台、右が作業道で鉄骨造。
ちょうど谷の下を南海高野線の真田カラーにペイントされた電車が走ります。
その電車の奥側に深礎工が見えるので、おそらく橋脚が向こう側とこっち側の2本作られるのかなと思われます。工事の案内板を見るのを忘れましたがまだまだ橋が出来上がるまでに時間がかかりそうですね。
さて、東端から少し西に向かうと町石道(ちょうせきどうと読んだり、ちょういしみちと読んだり様々)に交差します。慈尊院から始まり、ここをずっと登っていけば丹生都比売神社(にゅうつひめじんじゃ)経由で高野山までたどり着きます。昔はこの道を参拝者が歩いて高野に参っていたようです。
これが町石。今なら車で運搬できますが、当時は馬なのか牛なのか、それとも人力なのか。これが合計で216基、1町(約109m)ごとにそれぞれ運んだのかと思うと気が遠くなりますね。
九度山から西に向かった西端。
この先は現在橋台の作成中です。もうすぐ工事が終わって、いよいよ橋梁架設工事が行われます。
これが下部工事。今月いっぱいで工事が終わりとなっていますね。
そしてこっちが橋梁架設工事。平成28年5月14日まで。
普段地元で生活している分にはこの道の利用頻度は低い(農免道路なので農家さん主体)でしょう。けれど走ればわかりますがほとんどの場所が見晴らしの良い所ばかり。
車で、バイクで、自転車で、心地良くドライブ、サイクリングが出来そうですね。
開通が待ち遠しい。